便秘解消で痩せる理由とは?お腹の健康でキレイになれる!

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便秘とダイエットにはとても深い関係があります。便秘解消は、痩せることにつながりますし、逆に便秘を放置しておくと太りやすい体質、ひいては不健康にもつながってしまいます。

どうすれば便秘解消から痩せる体質、ダイエットに結びつけることができるのでしょうか。便秘のメカニズムやお腹の健康と体質の関わりなどについて調べてみましょう。

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目次

なぜ便秘になると太りやすくなるの?その理由

ではなぜ便秘になると太りやすくなるのでしょうか。そのメカニズムについてまず知っておきましょう。

便秘になるとお腹にガスが溜まる

便秘になると、便がなかなか排出されない状態になります。すると腸内に悪玉菌がどんどん発生します。

悪玉菌は便をエサにどんどん増え、有害なガスを吐き出します。これらの有害ガスはおならとして排出されるのですが、実はたくさんのガスが腸管から体内に入ってきてしまうのです。

ガスは肝臓に送られて解毒される

血管に入り込んだガスは肝臓へと送られます。肝臓は解毒の役割を持っているからです。アンモニアなどの有害ガスも、肝臓で解毒されます。

肝臓は大量の血液を循環させ、解毒だけでなくさまざまな働きを行っています。そのため、基礎代謝の比率が大変高い臓器でもあります。

解毒が肝臓を疲れさせて基礎代謝を下げる

肝臓は脳や筋肉よりもずっと高い、27%という基礎代謝量を誇るため、ダイエットにも大きな役割を果たしていると言えます。

代謝は体内に取り込んだエネルギーを消費する活動のことです。基礎代謝は呼吸や体温維持・臓器の働きなど生命活動に関わるエネルギー代謝です。

肝臓がアンモニアなどの有毒ガスの解毒をせっせと行い続けていると、やがて肝臓が疲れてしまいます。

肝臓が疲れ果ててしまうと、代謝が悪くなり、体全体の基礎代謝を低下させる原因となり、エネルギー代謝が落ちることにつながるのです。

基礎代謝が下がると太りやすく痩せにくい体質に

基礎代謝が下がると、「生きているだけで消費されるエネルギー」が減少してしまいます。つまり燃焼しにくい身体になってしまうのです。

実は運動などで消費するカロリーより、基礎代謝で消費するカロリーの方が断然多く、基礎代謝はカロリー消費のかなめとなっています。

基礎代謝を下げるということは、痩せにくく、太りやすい体質へ変化する第一歩と言えます。そのまま基礎代謝が下がった状態が続き、食生活や運動習慣の変化がなければ太りやすくなってしまうのは当然と言えるでしょう。

便秘の正体に迫る!便秘ってどんな状態をいうの?

便秘は女性にとって美容の大敵です。太りやすい体質とも大いに関わっていますし、それ以外にもいろいろな問題を引き起こします。

便秘ってどんな状態?

便秘になって何日も便がお腹の中に居すわっている状態は、お腹の中に腐敗した食べ物を抱え込んでいるのと同じ状況です。

便は5日から1週間も溜め込むと、なんと1キロから1.5キロにもなります。これだけの便を抱え込んでいたら、単純計算で1~1.5キロは体重が増えることになりますね。

人によって「便秘」と感じる期間や便の状態は差があるようですが、実は排便は「1日1回」あってしかるべきってご存知でしたか?

「3日以内に出れば普通だと思っていた!」という方、実はそれって便秘といえるかもしれません。

またコロコロとした硬い便が苦労しなければ出ないという方も便秘といえます。健康的な便の水分量は80%とかなり高めで、バナナのような状態でつるんと排出されます。

1日1回以上排便がなく、しかもコロコロの便が苦労の末に出てくる状態が便秘です。そして便秘とは、腐った生ごみが腸内に詰まっているという恐るべき状態なのです。

一度便秘になると、なぜどんどん出にくくなるの?

一度便秘になると、どんどん出にくくなってしまうという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

便秘になると、大腸の中に便がとどまったままになります。大腸は便から不要な水分を吸収する役割をもっているので、どんどん水分が吸収されます。

水分が吸収されると、便はどんどん硬くなります。普通の蠕動運動では押し出せなくなり、余計に排出しにくくなってしまうのです。

便秘は健康にも悪影響を及ぼす

腸内に長い間放置された便からは、臭いガスだけでなく発がん性物質や発がん促進物質なども発生すると言われています。

また習慣的な便秘は大腸がんの原因になるとも考えられているため、健康にも大変よくない状態なのです。

腸内ではビタミンB群などのビタミンも産生されるのですが、便秘によって腸内の環境が悪化するとその働きにも悪影響が出るのです。

便秘は美容の大敵!基礎代謝だけでなく新陳代謝にも影響

便秘が悪影響を与えてしまうのは、ダイエットだけではありません。女性にとって大きな問題である、美容の大敵でもあるのです。

なぜ便秘になると美容に悪影響が出るの?

便秘になって腸内に便が長時間とどまったままになってしまうと、それをエサとする悪玉菌が増えてきます。

さらに悪玉菌からアンモニアや硫化水素などの有害物質や臭いガスなども発生し、行き場をなくして腸壁へと戻り、血液の中に混ざって全身に回ってしまいます。

そのため、ニキビや肌荒れなどが起きるきっかけになると考えられています。便秘になると肌荒れがひどくなるという女性は少なくありませんよね。

便秘によって起きる新陳代謝へのダメージ

便秘になると、新陳代謝にもダメージが与えられると考えられています。新陳代謝とは、全身の細胞が新しく作り変えられることです。

人間は生きている限り、全身の細胞が新たに作り変えられていきます。特に女性にとって気になるのは素肌の新陳代謝ですよね。

素肌の新陳代謝はターンオーバーと呼ばれます。赤ちゃんは非常に盛んに新陳代謝が行われますが、年齢とともにどんどんタイミングが遅くなります。

40歳を過ぎると55日と言われています。もはや2ヶ月といっても差支えが無いほど、時間がかかるのです。

しかし悪玉菌が生み出す有害ガスが血液に多く含まれるようになってくると、血行や酸素の循環に影響が出てくることがあります。

そのため、毛細血管までしっかり酸素が行きわたらず、新陳代謝にも悪影響が及ぶと考えられているのです。

その結果、素肌のターンオーバーのリズムが狂い、素肌の状態が悪くなってしまうきっかけになるのです。

また新陳代謝も代謝の一種です。エネルギーをしっかり消費できないため、ダイエットにも悪影響を及ぼします。

便秘を引き起こす原因

それではなぜ便秘が起きてしまうのでしょうか。その原因を知って、便秘解消の糸口を探りましょう。

便秘の種類は3つ!

便秘には大きく分けて3つの種類があります。

・弛緩性便秘

・けいれん性便秘

・直腸性便秘

弛緩性便秘…大腸がしっかり動かない

腸管がゆるんで蠕動運動がしっかり行われないことによる便秘です。よくある便秘はこの弛緩性便秘が多く、お腹が張ったり排便後すっきりしなかったりなどの症状がある人もいます。

筋肉量や筋肉の力が弱くなると起こりやすく、女性やお年寄りに多い症状でもあります。

けいれん性便秘…過敏性腸症候群の人など

自律神経の交換がうまくいかず、副交感神経が興奮しすぎることで腸管が緊張してしまう状態です。

ヤギのフンのようなコロコロした便と下痢を交互に繰り返す人もいます。ストレスや環境の変化などで過敏性腸症候群になっている人などに多い症状です。

直腸性便秘…排便反射が起きなくなる

習慣性便秘とも呼ばれています。直腸に便が達すると排便反射が起きて「トイレに行きたい!」と感じ便を押し出すのですが、それが起きにくくなります。

寝たきりの人や高齢者の便秘に多いほか、痔などで思い切りいきむのが怖い人、学校でトイレに行くのが恥ずかしい子どもなどに見られます。

これらの3つの便秘以外にも、大腸がんなど消化管に大きな病変がある場合に頑固な便秘が起きることがあります。変だなと感じたら恥ずかしがらずにすぐ病院へ行きましょう。

女性は男性に比べて便秘になりやすい!

これまでにご紹介したほかにも、女性には男性と比べて便秘になりやすい傾向があります。それはなぜでしょうか。

筋力が弱いから

女性は男性と比べて全体的に筋力が弱く、筋肉自体もつきにくい身体をしています。それは女性が脂肪で身体を温め、赤ちゃんを守るためでもあります。

しかし筋力が弱いため、腸管を支えて蠕動運動をサポートする腹筋も弱めです。そのため、便が停滞しやすいのです。

骨格の違い

女性は赤ちゃんを産むため、骨盤が男性と比べて広くできています。また月経のバイオリズムに従って、毎月開閉を繰り返します。

さらに出産では、赤ちゃんを通すために骨盤が大きく広がります。骨盤は筋肉や腱に引っ張られて元に戻ろうとしますが、筋力が弱くて完全に戻れないことも多いのです。

広がってしまった骨盤内に、重力に従って内臓が垂れて落ち込んでくると、腸の蠕動運動が妨げられてしまうこともあります。そのため便秘になりやすい構造といえます。

女性ホルモンの作用

女性は妊娠した時に身体の中に水分を溜め込み、血液量や羊水などを作り出すようにホルモンが働きます。

この働きをする女性ホルモンの一種「黄体ホルモン」は、大腸に「便からより多くの水分を吸収するように」という指令を出します。

また蠕動運動の影響で流産してしまうことがないよう、子宮の筋肉収縮を抑える指示も出します。その影響で蠕動運動が弱まり、便秘になりやすいのです。

妊娠中は多くの女性が便秘に悩みますし、生理のリズムに合わせて便秘になりやすい時期があるという女性も少なくありません。

食事を抑制するダイエットに挑戦する人が多い

女性には食事を抑制するダイエットにチャレンジする人が多いですよね。過度なダイエットを行うと、食べ物の量ががくんと減ります。

食べ物は便の材料です。材料が入ってこなくなると、便の量も大幅に減ってしまいます。また油脂分は潤滑油の代わりになるのですが、それをカットする人も多いため、便秘になりやすいのです。

恥ずかしくて外では便意を我慢してしまう

デートの最中や学校内など、「もしバレたら恥ずかしい」と感じて便意を無理に我慢してしまう人もいますよね。

便意は我慢すると遠のき、直腸性便秘になるきっかけになってしまいます。また旅行など環境や生活リズムの大きな変化も便秘の原因に。

赤ちゃんを産んだばかりのママが、水分をおっぱいに取られ、忙しさでつい便意を我慢してしまって、便秘がひどくなってしまうこともあるようです。

冷え性が便秘の原因になる

女性には冷え性の方が多いですよね。冷えは万病のもととも言われ、実際にいろいろな不調を引き起こすと考えられています。

便秘の原因になることもあります。お腹周りが冷えると、消化管の血行が悪くなり、結果的に腸の蠕動運動にも悪影響を及ぼします。

腸管が弱まると、腸管の緊張が低下してしまいます。また冷えることで自律神経のスイッチも切り替えがうまくいかなくなります。

血行が悪くなると下半身をめぐる水分が滞りやすくなり、むくみの原因にもなります。むくむと血行がさらに悪くなるため、悪循環に陥ってしまうのです。

痩せるために試したい!便秘解消方法

痩せるためにも健康のためにも、便秘はしっかり解消したいですよね。便が毎日しっかり出ることは、私たちの身体が自然に行う大きなデトックスです。余計なものを捨ててスッキリ痩せやすい身体になるためにも、便秘をしっかり解消しましょう。

腸内環境とダイエット

腸内環境を整えることは、便秘を解消するための基本です。つまり腸内環境を整えることが、ダイエットにつながるのです。

腸は消化吸収のほか、免疫を作り出す働きも持っています。腸管には全身の免疫機能の約6割が存在するとされ、腸内環境の良し悪しで免疫力が決まるといっても過言ではありません。

では腸内環境が良い、とはどういった状態をいうのでしょうか。ヒトの腸内には100種類以上の腸内細菌が存在します。

菌の数で言えば100兆個ともいわれています。空を埋め尽くす星のように、腸内には腸内細菌がいるのです。

それらの細菌は集まってお花畑のようなものを形成します。それが最近話題になっている腸内フローラです。

腸内細菌には善玉菌と悪玉菌のほか、「日和見菌」と呼ばれるものがあります。

善玉菌はビフィズス菌や乳酸菌、納豆菌、麹菌などがあります。悪玉菌にはブドウ球菌・大腸菌・ウェルシュ菌などがあります。

日和見菌は、身体が健康なら悪さをしませんが、免疫力が弱ると悪さを働く連鎖球菌などの菌を言います。

良好な環境の腸内では、善玉菌:悪玉菌:日和見菌は2:1:7の割合になっていると言われます。

しかし便秘をはじめ、体調を崩したり、抗生物質などの薬を飲んだりして腸内細菌のバランスが崩れると、お腹の調子も悪くなってしまうのです。

腸内環境を整え、腸内細菌のバランスを整えることがダイエットにつながるため、ダイエットサプリメントにはビフィズス菌や乳酸菌など善玉菌に関わるものが多いのです。

腸内環境を整え、便秘を解消するために試して欲しいことをご紹介します。

善玉菌を含む食べ物・発酵食品を摂る

お腹の中で善玉菌となる乳酸菌やビフィズス菌、納豆菌や麹菌といったものを含む食べ物を積極的に食べることは、便秘解消にとても役立ちます。

1種類のものだけではなく、さまざまな種類のものを食べることが特におすすめです。善玉菌をたくさん含む食べ物は、発酵食品です。

お漬物には乳酸菌がたくさん含まれていますし、ヨーグルト・チーズや味噌・納豆などの発酵食品を意識して食べるようにしたいですね。

食物繊維を摂る

食物繊維は、腸で非常に重要な役割を果たす成分です。食物繊維には2種類あり、水に溶ける「水溶性」と溶けにくい「不溶性」に分けられます。

水溶性食物繊維は、糖分の一種です。ネバネバとしたもの、オクラや海藻をはじめ、りんごなどに含まれるペクチンも水溶性食物繊維の一種です。

水溶性食物繊維は便の中に混ざった状態で腸内の水分を吸収し、便に水分を与えて柔らかくする働きがあります。

また善玉菌のエサとなって善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きも持っています。悪玉菌が出した有害物質なども吸着する働きもあります。

不溶性食物繊維は、腸内で水分を吸収すると膨らんで便のかさを増やします。コロコロの便しか出ないという方はしっかり摂ると良いですね。

便のかさを増やし、腸壁を刺激することで蠕動運動を促す働きもあります。ゴボウやサツマイモなど、繊維質を感じる野菜や精製していない穀類に多く含まれます。

食物繊維は、不溶性食物繊維2に対して水溶性食物繊維が1になるように摂取すると、便秘解消のためには理想的と言われています。

食物繊維が大切だから、と不溶性食物繊維ばかりをたくさん摂っていると、水に溶けないので便がより締まって固まってしまう可能性もあります。

植物を原料とした良質なオイルを摂る

植物を原料とした良質なオイルとは、植物性油脂ではありません。オリーブオイルやアボカドオイルなど、常温で液体の形をとっている油です。

オリーブオイルにはオレイン酸が含まれており、オレイン酸は促進する働きがあります。そのため便秘解消に役立ちます。

ダイエットをしている人は油脂分を摂らないように心がけるため、逆に便秘になりがちですよね。そんな時はオレイン酸を多く含むオイルを上手に使って蠕動運動を活性化させましょう。

マグネシウムを含むものを食べる

マグネシウムは便秘薬の成分に使用されることもあるように、便秘改善効果があるミネラルです。

単独でも水分の吸収を高めて便を柔らかくしますが、食物繊維と一緒に摂ることで蠕動運動をサポートしてくれます。

マグネシウムはアオサや青のりといった海藻類やいりごまなどに多く含まれます。また干しエビや桜えびにも含まれています。

オリゴ糖を摂取する

オリゴ糖は善玉菌のエサとなって善玉菌を増殖させるサポーターとなります。腸内環境を整える糖分として昔から親しまれてきました。

はちみつをはじめ玉ねぎやアスパラガスなどの野菜にも含まれています。また味噌・醤油といった発酵食品にも含まれます。

オリゴ糖だけを摂れる健康食品もありますが、オリゴ糖の配合に注意しましょう。あまり含まれていないものもまれに存在します。

またオリゴ糖だけをたくさん食べると、逆にお腹がゆるくなってしまうのでやはり注意が必要です。

甘酒を飲む

甘酒は麹菌が含まれているほか、オリゴ糖も含まれています。胃腸の働きを助けてくれる、「飲む点滴」とも呼ばれています。

実は酒粕を溶いて作ったものと米麹から作ったものに分けられるのですが、便秘解消におすすめなのは米麹から作られたものです。

甘酒の味が苦手な方はヨーグルトなどで割って飲むなどの方法もおすすめですよ。

酢を使ったドリンクや食べ物を摂る

お酢には腸の蠕動運動を活発化させたり、腸内環境を整える働きがあります。またお酢も発酵食品ですよね。

穀物酢をそのまま飲むことは胃を荒らすのでやめましょう。飲むときはりんご酢や黒酢などマイルドなものを、適度に薄めて飲むことがおすすめです。

またここでもご紹介したように、酢トマトやパイン酢・干しぶどう酢などに加工して摂取することもおすすめですよ。

朝一番に白湯を飲む

水分をしっかり摂ることは便秘解消に役立つのですが、摂り方がポイントです。たとえばお茶などタンニンが含まれていると、蠕動運動抑制作用が働いてしまいます。

さらにカフェインが含まれているものは利尿作用があるため、水分が尿として排出されてしまいます。

そこでおすすめしたいのが白湯です。以前は冷たい水を飲むといいと言われていましたが、それでは腸を冷やしてしまいます。

白湯なら胃腸を温めつつ、水分を摂ることができます。特にレモン果汁を少し入れたレモン白湯はおすすめですよ。

参考:レモン白湯はダイエットに効果的!作り方や飲むタイミングとは?

炭酸水を飲む

炭酸水は水に二酸化炭素を溶かしたものです。炭酸水には、なんと硬くなってしまった便を柔らかくする働きがあるんですよ。

胃酸の分泌を促進する働きもあるので、胃腸があまり……という方は白湯のかわりに炭酸水を飲んでみましょう。

ただキンキンに冷えたものは胃腸を冷やしますし、サイダーやコーラなどは糖分が非常にたくさん入っています。ダイエットには向きません。

生の果物・野菜を適度に食べる

生の果物や野菜には食物繊維や糖分をはじめ、酵素がたっぷり含まれています。ビタミンやミネラルなど、腸内環境を整える栄養分にも富んでいるのでしっかり食べたいですね。

あまり食べられないという方、のどを通らないという方は、ジューサーでスムージーやジュースにすると摂りやすくなります。

市販の野菜ジュースや果汁のジュースには食物繊維がほとんど含まれないものが多く、砂糖の含有率が高いものも多いので注意が必要です。

適度な運動

適度な運動を行うことも便秘解消には大変役立ちます。腹筋を鍛えなければ、やはり押し出す力は出せません。

腹筋運動は面倒くさいという方は、姿勢を正して下腹部に力を入れ、お腹をへこませるように呼吸するだけでも違います。

普段あまり姿勢が良くなく、体幹を意識して生活していないという方は、それだけでもかなり腹筋・背筋が鍛えられますよ。

またウォーキングも便意をもよおすのに良い運動です。便秘症の方が初めてウォーキングにトライする場合は、すぐトイレに行ける公園などがおすすめですよ。

昔から人気のある「フローリングのお尻歩き」も効果的です。脚を伸ばして座り、お尻を右左に揺らすようにして前進します。

部屋の端っこまで行ったら、今度は同じ動きで後退します。これを何度か繰り返しただけで便意が来る!という方もいますよ。

また適度な運動は全身の血行を促進してくれます。下半身のむくみが気になるという方はスクワットなども取り入れてみましょう。

全身の血行が促進されると、腸周辺の血行も促進し、腸が自然と温まります。血行不良や冷えが原因で便秘になっていた方におすすめです。

お腹を温めてのの字マッサージ

お腹が冷えていると便秘になりやすい、というお話は覚えておられると思います。便秘がなおらないということは、お腹が冷えているのかもしれません。

そこで湯たんぽなどでほんのりとお腹を温め、さらにおへそを中心に手のひらで優しくひらがなの「の」を書くようにマッサージをしてみます。

腸を温め蠕動運動を促進させるマッサージです。朝目が覚めたら、身体を起こす前にゆっくりとやってみましょう。

規則正しく早寝早起き

毎日夜更かしをして、朝はしゃっきり起きられず、胃腸が動き出さないのでご飯も食べられない……という生活では、胃腸がいつまで経っても元気になれません。

腸内環境や腸の蠕動運動、さまざまな体内の活動に自律神経が関わっています。しかし体内時計がリセットされず、生活リズムが整わないと自律神経もダメージを受けます。

そこで、できるだけ毎朝きちんと決まった時間に起き、朝一番に朝日を浴びて体内時計をリセットしましょう。

体内時計がリセットされると、腸の蠕動運動は活性化されるようになっています。朝は本来、もっとも腸の活動が活発な時間なのです。

少し余裕をもって起きれば、胃腸もしっかり動きだします。そのタイミングで白湯を飲み、朝ご飯を食べれば蠕動運動促進につながります。

早く起きれば、早く眠くなるのが人間です。夜は寝る3時間前までに食事を終え、できるだけ今日中に布団に入るようにしましょう。

夜10時から深夜2時までに熟睡していると、成長ホルモンが分泌されて新陳代謝が活性化されます。

新陳代謝が活性化され、自律神経のスイッチ切り替えがうまくいくようになると、それだけでお腹の不調が改善されるという方もいます。ぜひ試してみてくださいね。

ストレス改善で過敏性腸症候群にもアプローチ

ストレスも便秘の大敵です。そしてストレスは過敏性腸症候群の原因にもなります。緊張や不快感でお腹がギュッと痛くなる方は、ストレスと腸の状態が直結している可能性があります。

腸は第二の脳と言われるほど、神経細胞がたくさん存在しています。それだけ非常にデリケートな臓器なのです。

ストレスが腸の状態に直結することは当然と言えますよね。そこで、お腹の調子が悪くなるほどストレスが溜まっているなら、ストレスを発散させるように動いてみましょう。

どうしても忙しくてストレス発散の機会が持てない場合などは、過敏性腸症候群の治療を受けましょう。

過敏性腸症候群の治療は、まず食生活や生活習慣の改善からはじまり、腸の蠕動運動を整えるお薬や、善玉菌で作られたプロバイオティクスなどが処方されます。

精神的なストレスが大きく関係していると感じる場合は、胃腸科でその旨を伝えましょう。心理療法などを取り入れた治療を行ってくれる病院もあります。

整骨院や骨盤ストレッチなどで骨盤のゆがみを矯正する

骨盤がゆがんでいたり開いたままになっていたりすると、腸の蠕動運動がうまくいかなくなったり、下半身の冷えやむくみの原因になったりします。

産後の便秘が治らない場合や、生理のリズムでひどい便秘が訪れるような場合は、一度整骨院などで骨盤のゆがみを診てもらいましょう。

骨盤がゆがんでいるようなら施術を受けて矯正したり、骨盤ベルトなどを使って正しい位置に戻すようにすると、血行も促進され蠕動運動にも良い影響を与えます。

便秘解消のためにしてほしくないこと

一般的には良いと言われていることでも、便秘解消のためにはしない方が良いこともあります。注意しておきたいですね。

朝一番に冷水を飲む

朝は腸の活動が活発なので、冷たい水をコップに一杯飲むと排便が促されるという方法をご存知の方も多いですよね。

確かにこれは有効な方法ですが、胃腸が弱っている方やダイエットのために腸を活性化させたい方には不向きです。

冷水を飲むことで、体が冷えてしまいます。また胃腸も冷えるので、冷えからくる便秘の方にはあまりおすすめできません。

ウォシュレットやシャワーで刺激を与える

ウォシュレットやシャワーなどで肛門に刺激を与え、排便を促す方法も効果的ではあります。でも毎回やっているという方は今すぐにやめましょう。

ウォシュレットで毎回排便を促していると、刺激が無ければ排便がスムーズにいかなくなってしまう恐れがあるからです。

自力で排便ができなくなり、逆にウォシュレットで強制的に排便するようになる「ウォシュレット症候群」という症状に陥ってしまうこともありえるのです。

ウォシュレット症候群になると腸内環境にも良くありませんし、自然なお通じのリズムも取り戻せなくなります。また雑菌がお腹に入り込む危険もあります。

下剤や浣腸を乱用する

何日間も出ていない便秘の方などには、病院でもまず下剤や浣腸が処方されるかもしれません。とりあえず現在詰まっている便を排出しなければ身体に負担がかかるからです。

しかし「便を出せば痩せられる」と勘違いして、下剤や浣腸を乱用し、食べたものをとにかく体内に溜めずに外へ出そうとしていると、腸内環境がどんどん悪化してしまいます。

下剤や浣腸の乱用は腸内環境を破壊してしまいます。目的は「便秘を解消して痩せること」であり、「食べたものを無理やり出して体重だけを軽くする」ことではありません。

便を無理に出し続けても、痩せられるわけではありません。かえって基礎代謝が落ちたり、過敏性腸症候群になったりと逆効果になってしまう可能性もあります。

下剤や浣腸は薬の一種です。処方された量以上は使用しないようにしてくださいね。

便秘解消でデトックスしてキレイに痩せる!

便秘解消は痩せることやキレイになることにつながります。逆に便秘を放置しておくと、痩せにくく太りやすい体質を招いたり、肌荒れやニキビの原因になったりします。

さらに健康を阻害する要因もたくさんあるので、便秘かなと思ったらいろいろな方法で解消を試みてみましょう。

便秘解消に効果的な運動や生活習慣改善には、ダイエットに効果的なものや、素肌の健康に効果的なものもたくさんあります。相乗効果を狙って取り組んでみましょう。

しかし無理に便秘を解消するだけでは、痩せることにはつながりません。自然な排便がある腸内環境や基礎代謝が整ってこそ、痩せやすい体質へつながっていくのです。

どうしても出ない、昔からひどい便秘のあとに下痢がくるという方は、決して無理をせず、まずは胃腸科でお腹を診察してもらう事をおすすめします。

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